■海苔ができるまで
5月から8月 糸状体培養 海苔は夏の間牡蠣殻の中で過ごす  海苔は枯れる前に胞子を海水中に放出します。その胞子は牡蠣殻などに潜り込んで夏を過ごします。
春には白かった牡蠣殻も夏の終わるころにいは真っ黒になるくらい胞子が成長します。
 9月中旬から10月上旬 採苗  海苔網に海苔の種を付けることを採苗(さいびょう)と言います。 採苗には陸上採苗と海上採苗の二つの方法があります。

写真は海苔網をつけた大きな水車をぐるぐる回しながら種をつけているところです。
10月下旬から1月上旬 育苗

育成
海苔の養殖方法は「支柱式」と「浮き流し式」の2つがあります 支柱式漁場の代表は有明海
浮き流し漁場の代表は兵庫県など瀬戸内海です。
12月上旬から4月 収穫 海苔を収穫する季節は冬だけです。 写真は海苔網の下に潜り込んで海苔を摘み採る潜りり船です。
12月上旬から4月 製造 摘み採った海苔は工場でミンチにして四角く形を整えます。
 摘み採った海苔は工場に運んでよく見る板状の海苔に仕上げます。
出来上がった海苔は各漁業協同組合に出荷されます。
12月上旬から4月 検査 ゴミがついていないか、品質はどうかなど検査をして等級をつけます。
12月上旬から4月 入札 等級ごとに分けられた海苔は入札会に出品され、全国から集まった商社に買われていきます。
1年中 火入れ 入札で買った海苔の水分を約2%くらいになるように乾燥する作業のことを「火入れ(ひいれ)と言います。 海苔は火入れしてから保管します。
(水分を含んでいると腐るので)
1年中

加工

海苔を焼いている様子
高温の熱で一気に焼き上げる。海苔は使い道によって様々な加工をして製品になります。
1年中 包装

出荷
  家庭用・贈答用・お店用途に応じて包装してお客様の元へお届けします。