海苔の豆知識

■海苔のサイズ

あまり考えられたことはないでしょうが、海苔ってサイズが決まっています。お寿司を巻くあの大きさが、基本サイズです。21cm×19cmで「全形」サイズと言います。

昭和40年代に全国統一されました。

■海苔のサイズ その2

全形サイズを半分に切ったものが「半切」です。
くるっと巻くラッパ型の手巻き寿司や最近はやりのおにぎらず2つ折りバージョンに最適です。

■海苔のサイズ その3

半切をさらに半分に切ったものが「4切」です。
食卓を囲んで、大勢で手巻きパーティーをするときに最適です。
海苔カップなんて使い方もできます。→こちら

■海苔のサイズ その3

4切をさらに半分に切ったものが「8切」です。いわゆる食卓サイズです。
食卓にぽんと置いてご飯のお伴やお酒の肴、おやつに・・・気軽にお召し上がりいただけます。
当店の缶入り須磨のりは全て8切です。

 

■海苔の単位

全形サイズの海苔が10枚で1帖という単位になります。(全形10枚=1帖)
当店の袋入り全形焼海苔は全て1袋=1帖となっております。
ちなみに帖という単位は昔から薄いものを数える単位として使われています。(紙も帖で数えます)

 

■海苔の栄養 その1 ビタミンC

メラニンの生成を抑えてシミを防ぐ効果とできてしまったシミを薄くするダブルの美肌効果があるビタミンC。毎日たぷり取りたいですね。
一般的にビタミンCは熱に弱いのですが、海苔に含まれているビタミンCは熱に強く、焼いても栄養素が壊れにくいのが特長です。
ちなみに海苔1帖でみかん1.5倍のビタミンCこれた多いか少ないかは???も食べたら摂れるのは間違いなし! 

■海苔の栄養 その2 食物繊維

海苔の1/3は食物繊維です。
食物繊維はお腹にも嬉しいですし、血中コレステロール値を低下させ発ガン物質を体外に排出させる作用もあります。
海苔を消化できるのは日本人だけと聞きますが、海苔の食物繊維は野菜のものとは違い、柔軟で胃壁や腸壁を傷つけることなく整腸作用を行うのも嬉しいですね。

 

■海苔の栄養 その3 ビタミンA

海苔には12種類もビタミンが含まれています。
ビタミンAは育ち盛りのお子さんが1日に必要な約500ugを海苔2枚で同じ量を摂ることができます。
緑黄色野菜嫌いのお子さんには、代用に「海苔」良いのじゃないでしょうか?

 

■海苔の栄養 その4 ビタミンB1 B2

海苔3枚で、成人女性が1日に必要とするビタミンB1 B2を賄うことができます。
ビタミンB1 B2は、糖質を効率よくエネルギーに変えてくれるので、食欲がないときや、疲れやすいときに摂ると疲労回復に役立ちます。

ご飯も糖質なので、おにぎりに海苔! 理にかなっています。
朝昼晩と1食に海苔1枚!

■海苔の栄養 その5 鉄分

海苔5枚で牛レバー1切れ分(約40g)、茹でたほうれん草1把分の鉄分が含まれています。牛乳なら8本分!
一度に海苔5枚はしんどいですが、1日なら十分食べれる量!
貧血予防に、レバーが苦手な方にもお勧めです。

■海苔の栄養 その6 カルシウム

カルシウムやヨードなどのミネラルも豊富に含まれています。
海苔2枚で牛乳約15cc、卵半個分と同じ量が含まれています。これが多いか少ないかと言われるとちょっと???っですが、カルシウムは骨を丈夫にする他、骨粗鬆症の予防やライラを解消するとも言われている大事な栄養です。

 

■海苔の栄養 その7 EPA(イコサペンタエン酸)

体内のコレステロール値を下げるため脳卒中など成人病の予防に効果があると注目されているEPAが豊富に含まれています。
これを摂取することで体内で記憶学習能力を促進させる効果がある DHAが作られます。
EPAとDHA 一括して体によい物質として、期待されています。

■海苔の栄養 その8 タウリン

悪玉コレステロールを減らしたり、高血圧に関連した動脈硬化、血管障害、脳血栓などの脳疾患、
心筋梗塞、心不全に効果があるといわれているタウリンも豊富に含んでいます。

ほかにも、二日酔いや慢性肝炎、白内障、糖尿病にも効果があるといわれています。
 

■海苔の栄養 その9 タンパク質

タンパク質も多く含まれています。海苔2枚が茹でた大豆15gに相当します。

お酒を飲むと、肝臓でアルコール分解作業をしますが肝臓はこのときタンパク質を消費します。
お酒を飲む時はタンパク質を含むものをおつまみにすれば良いのですが、上で述べたタウリンも豊富な海苔・・・。
海苔を使ったおつまみで、タンパク質を補え、肝臓の機能も高まることになります。

 

■海苔の栄養 その10 アミノ酸

海苔には、日本の伝統的な味である、グルタミン酸(主に昆布に含まれている旨み)、イノシン酸(主に鰹節に含まれている旨み)、グァニル酸(主にしいたけのだし汁の含まれている旨み)が含まれています。
これら全てを含んでいる天然食品は海苔だけと言われています。
 
海と太陽が生んだ日本の味!だからご飯にぴったり、美味しいんですね。

 

■海苔の正しい保存方法 
 
海苔の最大の敵は湿気です。保存には充分気を使っていただきたいです。

・密閉容器に、商品についている乾燥剤と一緒に入れることをお勧めします。
(海苔が入っていた容器によりそのまま可)
全形海苔などは、あらかじめ食べる大きさに切っていれておくと便利です。
容器から食べる分だけを出したら、すぐに蓋を閉めてください。
風味が落ちる前になるべく早くお食べになることをお勧めします。
尚、乾燥剤は湿気を吸って膨らんでしゃかしゃかしなくなったら取り替えて下さい。、

■海苔の保存方法 その2

長期間保存したいときは冷凍保存をお勧めします。
ジップロックが何かに入れて、密封していれておけば、1年は大丈夫です。

ただし出すときは、汗をかかすと湿気のもととなるので、温になるまで待ち、必要な分だけを手早くだして、しっかり封をしてまた戻してください。

でも早めに食べるのが一番ですよ!

 

 

■海苔の旬
 
保存技術が高くなっている昨今、年中海苔は食べれるものになっていますが、海苔は天産物!
実は冬にしか採れません。
1月頃より摘み取りが始まり、3月4月くらいまで続きます。
お茶と一緒で、一番最初に摘んだものが「一番摘み」と言って香りも高く柔らかく美味しいです。

ちなみに当社の須磨のりは全て一番摘みの海苔を使って一年中お召し上がりいただけるように保存しています、。

 

■海苔のできるまで その1-1 海苔の種(胞子)をつくる。

春、海苔の葉体が成熟すると、その先端からオス・メスのある有性胞子が放出されます。
その有性胞子が結合して(果胞子)、牡蠣殻に潜り込みます。
夏の間、海苔の胞子は糸状体というその名の通り、糸状になり、牡蠣殻の中に潜り込んで成長していきます。 

海苔の養殖は、この糸状になった海苔の胞子を牡蠣殻にもぐりこませることから始まります。
海苔も海藻なので、光合成をして、りんや窒素など栄養を吸収します。
海苔が病気や栄養不足にならない様細心の注意を払って育てます。
真っ白だった牡蠣殻は徐々に海苔の胞子が黒い点としてあらわれ、3ヶ月ほどで真っ黒になります。

 

■海苔のできるまで その2-1  網に種をつける

海水温が下がる9月半ばから10月上旬になると成長した糸状体は分裂して殻胞子(かほうし)を放出します。この殻胞子が海苔の種になります。
顕微鏡で確認しながら、均等に種を網につける作業は海苔作りの第一の難関と言えます。

海苔の種付けには陸上採苗と海上採苗の2種類があります。

陸上採苗は、9月中旬頃から、大きな水槽に糸状体のついた牡蠣殻をいれ、その上で、網をつけた大きな水車を回転させ、種を付着させていくものです。
種付けをした網は、すぐに海に張るのではなく海水温が一定温度(約23°c)より下がるまで冷蔵庫で保存されます。

つづく~